女子高パラダイス?!

2年生になって数日、新入生の入学式も
終わったころ。


桜も散り初めて、門から続く桜並木には
ピンクの絨毯を敷き詰めたように
なっていた。


朝、学校の門をくぐり下駄箱へと
向かう俺。


少し前を歩く高橋。



1人で学校までの道を歩いていて
遠くを歩く高橋に気付いた。



声をかけようか悩んだが、桜の花びらが
散る中を歩く、高橋はとても綺麗で。




それでいて、寂しそうに見えて
声をかけることはできなかった。



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