わたしを光へ。


あれから二日。


何にも変わらない日々を送っていた。


彼からの連絡もないし、花那が何か気付いた様子もない。


彼も花那に何も言っていないということだろう。


私はいつも通り学校が終われば白鳳の倉庫に行き、九時になれば家に帰る。


両親もそんな私を咎めたりはしない。


たまに早く帰ってきなさいと言うだけで。


「美月、そろそろ言ったらどうだ?」


総長室に洸と二人でいる今。


洸のその言葉に一気に心臓の音が大きく聞こえ、体が冷たく感じる。


この音が洸にまで聞こえていそうなくらい。


彼は、何か気付いていた…?

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