見上げる空は、ただ蒼く
堕ちる。~××side~
スマホの画面をタップする。

prrrr.prrrr.

呼び出し音のあとに、
純粋無垢な少女の声が聞こえた。

「もしもし?」

その声に、ニヤリと笑う。

「そこに神影 奏さんはいますか?」

まもなく少年は闇に落ちる。




















どこまでも続く地獄の闇に。
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