携帯メールに恋して
とにかくお昼の用意をしなくっちゃならない。昨夜のおかずと冷凍食品、味噌汁とあとは…まぁなんとかなる。そう思い、ホッとした春美。

携帯電話は、仁一も持っているし、安くって使い易そうだったからと話せばいいかなぁと、焦った気持ちを落ちつかせた。

メールが、大地から来ないからと、イライラしていた自分。メールだからだろう。手紙だったら、早くて2日が最短だったはず。

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