携帯メールに恋して
文章を打ち終えた春美は思った。

(これでいいかな~。取り敢えず送ろう。
お昼の食事タイム…そんなとき、着メロはブゥーだよね。
11時ジャストなんか、いいんじゃない)

春美は、グッドアイデアと、自画自賛し、微笑んだ。

そして、3、2、1とカウントダウン。

11時ちょうどに、大地へメールを送信した。


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