極上彼氏と癒し系彼女の日常
しかし、いつまでたっても痛みを感じない。


あれ?不思議に思った私は目を開けた。


すると、誰かに支えられているのがわかった。
後ろを振り返ると、


「結くん!」


そこには、彼氏である結くんがいたのだった。


「あっぶねー。大丈夫か?」


「う、うん。大丈夫です。ありがとうございます。」


「ちっちゃいんだから、気をつけろー。」


結君は軽く笑いながら言った。


「てか、俺のことおいてっただろ。だからこんな目に合うんだよ。」


そういって、私のおでこにデコピンをする。


「っ、いた〜い。」


私はデコピンされた場所を手で押さえた。
< 2 / 22 >

この作品をシェア

pagetop