風の贈り物
今、僕の目の前には小説家の西木星空先生がいる先生は数週間前と若い頃にタイムスリップを経験して僕はその話を聞くため取材をしてる。
数週間前、西朝子ことペンネーム西木星空は自分のベストセラー警視正白石由理シリーズの執筆を進めていた。
警視正白石由理はIQ190がありキリッとした細目に小顔の厚化粧化粧美人で難事件を次から次へ解決していくことで人気があるベストセラー本でこれまで三十二作品が販売され累計40000万部うりあげている。
執筆中の朝子は集中するため携帯電話の機能はマナーモードにしている、そのため息子の昴からの着信に築かないでいる。
集中力の切れた朝子は気分転換に趣味のコーヒーを飲みにキッチンにある専用の棚に行く、棚には常時10種類以上の世界各国の豆を並べており気分転換にコーヒーを引きフィルターにお湯を注ぎポットにたまった出来立てのコーヒーを飲む事を楽しみにしている。
今朝子がフィルターに入れた豆はグアテマラ産のコーヒー豆でお湯を注ぎポットに出来立てのコーヒーをがたまっていくところだ。
カップに注がれたコーヒーはグアテマラ産独特の甘いか香りを湯げにのせ朝子の集中りょくを回復させる。
朝子がコーヒーの香りを楽しみながらコーヒーを飲んでいると突然息子の昴が慌ただしく家の中に駆け込んでくる。
「母さんすごいよ母さんがいていた通り同じ日に俺の息子のが生まれたよ」
「ねー言ったでしょ」
朝子が嬉しそうに言うと二人はお互いの腕をつかみながら回りだしはしゃぎながら昴の息子の誕生を喜んでいる。
はしゃぐのを止めた二人は仏壇の方を見る。 「昔の私がああそこにいるよ」
しかし二人が見た仏壇の方には誰もいない」
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