地味女子。〜恋物語〜

私が、小学生の時にあった出来事で
恋はもう出来ないかも知れないと
母親のように心配していたこと

私が好きになった彼は、
卯野君という同じ学年の野球部員で、やはり
女子の人気が学年で1番と言っても
過言ではないほどに、モテているということ。

今、卯野くんは肩を怪我していて、練習に参加できないが
簡単なトレーニングには参加していること。
後は、野球部のサポートと、一人で筋トレを
しているらしい。

全部、女バスのチームメイトとの会話で聞いた
水元にはどうでもいい情報らしい。

(そういえば、後ろに現れた時
スクイズ持ってたな...水入れに行ってたのか...)

そんなことも思い出した。

あの寂しそうな背中は、
一人、練習に参加できない悔しさから
現れていたのかもしれない。

水元と話をしながら、今までに感じたことのない
色々な感情があふれ出てきて、とても幸せだった。

私にしたら、全部、貴重な情報だ。

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