救ってくれたのは王子様
「何だっていいだろが。さあー着替えろパーティーだぞ!!」
話をはぶらかしたようにしか聞こえなかったが、実際時間も過ぎていたため、着替えた
奏多にぃは車で待っていた。
ちょっとした抵抗に後部座席にのりこんだ
「今日さ、みんな家族集まるんだ!母親も帰ってくるしな!楽しもう」
母親はお兄ちゃんが成人してからというもの、遠くに言ってやりたかった仕事をこなしている
だから会えるの楽しみだった