私、イケメン過ぎるドラキュラに一目惚れしました!
とても幸せな日々
私たちはしばらく歩いて、公園のベンチに座った。


隣りにいるケントを感じて…嬉しくてまだドキドキしてる。


『ケント、この1年どうしてたの?』


聞きたいことが山ほどある。


『ドラキュラの世界の棺桶の中で、眠り続けていました』


そういえば、ドラキュラが棺桶で眠るの、ドラマかマンガか…何かで見たことあるなぁ。


『そうなんだ…』


『目覚めて、ドラキュラの世界で支度を済ませて、すぐにあずさに会いにきました』


本当に?


嬉しい…素直に嬉しいよ。


1年間眠り続けてても、ちゃんと記憶は残ってるんだね。


本当に…良かった。


『ケント。私のこと覚えててくれてすごく嬉しい。でもね…やっぱり、ケントはもう生まれ変われないんだよ。それで本当に良かったの?』


また申し訳ない気持ちがあふれる。
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