私の初恋を見つけてくれたのはクラスの真面目君でした。
「あの無視しないでくれますか?」


あんなヤツ絶対無視無視!


「………」



「柊木くん、無視してもいいの?」

桜子が私の席に来た


「大丈夫」


「私が変わりに聞いてきたあげる」

桜子は私からアイツのとこに向かった

「え?」

嘘!?


「ちょっ、ちょっと待ったーーー!!!」

突然の私の大声で桜子はびっくりしている


「ちょっと、里美なに?」



「い、いま、行かないほうがいいよ?」

今行ったらバラされる!!!


「何を??」


「ちょっとね……」


『私の彼氏なの』って口が避けても言えない!


私が黙っていると

「変な里美」
自分の席に戻ったのだった


良かったぁぁ

安心してつかの間


「柊木くん、里美となんかあった???」

いつの間にか柊木くんの席へ……終わった

柊木くんはニコリと笑い桜子に言った


「里美さんは僕の彼女になりました。」
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