メンヘラおばさんとでぶ専ストーカー
2話)メンヘラの卵

日菜子「ママ。何か食べたいものある…?」
ママ「そうねぇ。。桃のゼリーが食べたい」
日菜子「それだけでいいの?他は?」
ママ「何だか食欲がないの。あと水」
日菜子「わかった。今買ってくるね。」

―コンビニ―

日菜子がコンビニに入った!!
母さんのゼリーと水を買うのだな?
今日の日菜子の服装は黒いパーカーに
ゴム製の黒いズボン!さすがデブなだけある!w自分の肉を少しでも隠すとは!ww
やはり普通の女子だな(笑)(可愛い💓)
さてと…この相田樹は日菜子をつけて来た訳だが、今度はばったり会ったシチュエーションで行こうか。。
樹は日菜子の方へ向かう。日菜子がしゃがんでスイーツを見つめる。日菜子の背中とパンツが見えている。そこで樹は2つの選択に迫られた。指摘するか、しないかだ。
考え込んでいたら日菜子がこっちに気がついた。
日菜子「あれ、、樹さん?」
樹「あ、あのさ……」
樹は手を1回叩いてちょきをした後に手で丸を作り、眉毛と並行に手を付けた。つまり、『パンツまる見え』ということだ。しかし、
日菜子は鈍かった。「あはっw」と笑い、
樹と一緒に『パンツまる見え』をやる。
樹はやっと気づいたかと思って、
「そうそう!見えてるよ(笑)」日菜子は
「え?何がですか?見えてるのはいつものことです。。」はっ!?見えているのはいつものこと!?日菜子……ダメだダメだダメだ!!!デブだからって女を捨てるな。お前には俺という希望があり、お前の魅力は肉を隠しているからでもあるのだぞ!??
「ダメじゃん。」樹は言った。
日菜子「だ、だって仕方がないでしょぅ…」
樹「少しは隠した方が…皆見てるから…」
日菜子「だって!この肉は!隠しようがない!!!馬鹿にしないでください!」
…今、なんて言った…!?お前の肉は隠しようがないのは知ってるよ!?なんでぴんと来ないかなぁ!?パンツなんだよなぁ!?
もう直で言っちゃえ(笑)

「パンツ、、、見えてますが…、、、。」

日菜子は言った。
「あぁ…これ?。いつもの事ですから。」
何故か冷静な日菜子。お、おぅ。。。そうですか……。そう言えば日菜子って女子力ないよなぁって今更ながら思う。
でも好きなんです。大好きなんです。。
男のことなんかどーでもいい様なところが。

樹「俺の事、嫌いになった?(笑)」
すると日菜子、、、日菜子は!樹くんが好きなんです!日菜子どうしよう💦やっぱりこんな女はモテないし論外だよね💦💦💦日菜子…日菜子、は……

日菜子「あ、あの…………」

樹「なあに?」

日菜子「私…論外ですよね…?」

樹「つまり?」

日菜子「す、すす好きなんです…!あなたが…!!」

樹「だから?^^」

日菜子「付き合えませんよね…」

数秒の沈黙。樹は日菜子の肩を叩き、
「大丈夫。^^論内だよ♡」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今日からめでたく樹くんと付き合うことに
なったけど…ママに言わないとダメかな…?
桃ゼリーと水、早く渡さなくちゃ。。

ママ「あらおかえり」

日菜子「ママ…あのね…私、付き合ったの🎵」

ママ「え!??あんたが!?まさかー!騙されてるんじゃないの!?やめなさいー」

日菜子「同僚の相田樹くんだよ?」

ママ「誰それ、どうせ変な人よー」

日菜子「(うるさいなぁ)この写真の人。」

ママ「ふーん。で、なんでこんなイケメンがあんたに?遊ばれてるって。やめなさいー」

日菜子「やめなさいやめなさいってこの人は社内で付き合っているの見たことないし、私なんかを拾ってくれたからきっといい人なんだって!!!なんでそんなに否定されなきゃならないの?!うるさいわ!!!」

ママ「私はもうすぐ死ぬのよ!?世間知らずのあんたがグチグチ言う暇あったら、少しは痩せてもっと普通の人選べばどうなの!?あんたは付き合ったことないから言えるかもしれないけど、私には分かるのよ!この男は遊んでる!!!死ぬ前の私に不安を塗り着けないで!」

日菜子「…………」

―帰宅―日菜子編

今日はママのせいで良い一日が台無し。
言わなければ良かったな。。。
Twitterに書き込もう。。。
日菜子がスマホを取り出すと(ヴヴッ。)
スマホがなった。見てみると…
「樹くんからだ…!」
(今日はありがとう😊僕もビックリしたよ!
お母さんの病気大丈夫?最近会社休んでたから心配だったんだ。。)
……樹くんと話すだけで心が安定する……。
幸せだなぁ。 日菜子は返信する。
(ありがとう☺️実は今日はお母さんと喧嘩しちゃって……💧でも樹くんがメールしてくれたから少し落ち着いてきたよ☺️)
SNSと樹くんがいればいい……。
私を否定する人は避けよう。樹くんのように
私を認めてくれた人がいればそれでいい……。
あっ、樹くんから返信返ってきた。。
(そうなんだ💧お母さん、末期なんでしょ?大切にね。なんで喧嘩したの?)
日菜子(実は、樹くんをお母さんが認めてくれなくて……。😭)
樹(そっか…。でも大丈夫!認めてもらうように頑張るよ!大好きな日菜子の為に✨)
樹くん。ほんと好き大好き。今までこんなに幸せなことなかったよ。樹くんのお陰だよ…。

日菜子(ありがとう☺️おやすみ。)
(うん、おやすみ。)

―帰宅―樹編
やっと成功した✨僕の泥沼には僕からではなく相手から来てもらうようにする(笑)
まるで蟻地獄のように…じわじわ…じわじわと……。日菜子には僕に依存してもらう(笑)
その後は用済みだから、崖から蹴落とす(笑)
僕の根本は人生の価値を忘れた豚どもの心を壊すこと(笑)でぶ専には間違いないが、普通にただの女を蹴落とすのもいい(笑)本当の価値は優しさではなく愛であることを俺に近づいた女に知らしめるのだ(笑)どうだ?ひねくれてるだろ?(笑)過去は晒さない主義でね…。
さぁ、メンヘラおばさんの誕生だ。















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