もう、限界だから。〜両片想いの溺愛同盟〜
プロローグ



私には、好きな人がいる。


女嫌いでクールだけど、優しい心の持ち主。


心から笑った顔は、幼くなって本当にかわいくギャップがある。


そんな私と彼は、ただの友達関係。



“男女の友情は成立しない”って言うけれど、本当にその通りだと思ってしまった私。



だけど、これは永遠に片想いで、想いを伝えることすらできないと思っていた。

だって彼は私のことを、“女友達”としか見ていない。


それに彼は女嫌いだ、彼女がほしいだなんてきっと思わないだろう。


この気持ちがバレてしまえば、彼が離れていくかもしれない。

“結局お前も同じか”っていう目で見られながら。



それが怖いから、私は友達関係をこれからも保ち続けようと思っていたのに。



『恋人同士のフリ、するか?』


始まった偽恋人関係が、私の決心を揺るがしてきた───。



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