もう、限界だから。〜両片想いの溺愛同盟〜
*
「最後までドキドキの展開だった〜!」
映画を観終わるなり、外に出た私たち。
外はまだ明るく、帰るには早い。
「ねぇ、この後どうする?」
「……どこ行きたい?」
「制服デートしたいっ!」
質問の答えになっていないけれど、制服デートというものをしてみたかったのだ。
「ふっ、了解」
「夢だったんだ、制服デートって。絶対幸せだよね!」
好きな人と、デートをするだけでも幸せなのだ。
制服を着てのデートは、今しかできないからさらに特別感がある。