「Last note」〜特性を持つ者へ3
「実験てなんだ?危険な方法なら比嘉特捜部長の許可は取れないぞ?」

「大丈夫や。後始末がちょっと大変なだけでな。」

烏丸はニヤッと笑う。
一体何をするか不安に思ったが、出かける前にある物を矢崎さんから受け取ったのを見て少し予想がついた。

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2年前に逮捕した"Clear"の特性保持者が居る収監場所はとても静かだった。
前回逮捕した"魔性"持ちの女教師もここに入っている。

看守から鍵を預かり、直接対面する事になった俺達は、檻の前で立ち止まった。

足音で俺達に気づいた男は、
今にも壊れそうなベッドから起き上がり立ち上がった。
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