陽空〜甘酸っぱい恋の欠片見つけました~
朔とのデートはテーマパーク。色んなアトラクションに乗ったり、買い物して、パレードを見て

「朔、いーの、ホントに?」

「バレンタイン、くれたからさ…その忙しかったのに作ってくれたろ?だからお返し。チョコとかでも良かったんだろうけど俺なりに考えたんだよ?」

「ありがとう…幸せだよ?」

一日満喫出来た、朔のおかげでね?私の荷物持ってくれる時も、すっと何も言わずに持ってくれたんだよね優しいなってすごい思う。それだけじゃなくて、さりげなくプレゼントも用意してくれててサプライズって形で

「これから先もよろしく、まずは同じ大学目指して頑張ろうな?」

「もう、驚かせるのとかやめてよ…心臓に悪いー。」

「ほら、付けてやるから後ろ向いて?」

朔が渡してくれたのは小さいモチーフの付いたネックレスだった、可愛らしくてつい笑みがこぼれる。朔の中で私の事はどれくらい大きくなってるんだろうって不思議になるくらいだけど。色んなことしてくれた朔にはお礼をしてもしきれないくらいだった。

「4月、3年だしまた、出かけられるのは遅くなっちゃいそうだけど、近場なら一緒にいられる時間作って2人で過ごしたいいいか?」

「ダメって言うわけないでしょう?私も同じだよ、朔といたいんだよ?ずっと一緒にね?」

ぽかぽかとした気温で暖かい陽だまりの中で誓い合った私と朔はよくそうやって、陽だまりの中で確かめあったり誓ったり約束したり……ずっとそうしてきたからかなそれが当たり前になってた気がするよ?
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