胎動
ダメだよ。


そんな風に怖がっちゃ。


怖がると、悪魔が力を増すんだよね?


そう言いたいのに、一言も発することができなかった。


山から感じる強い視線に、あたしの体ががんじがらめになっていたのだ。


背中から汗が噴き出して一歩も歩くことができない。


恐怖心が爪の先から髪の毛の一本一本にまで浸透していく気がした。


その時。


「お母ちゃん」


耳元でそう聞こえ、あたしの意識は消えた。




END

< 231 / 231 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:68

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

僕の父親はコックリさん

総文字数/54,132

ホラー・オカルト200ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
これは君と僕だけの秘密だよ 実はね、僕のお父さんは コックリさんなんだ
AI暴走教室

総文字数/46,267

ホラー・オカルト171ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
この学校は最新のAiによって守られている それなのに ある日AIが突然暴走し始めて…!? 主人公たちは無事に学校から脱出することができるのか!?

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop