殺戮合宿〜モンスター〜
「浅野先生はどこに行ったの?」


ふと思い出したように麻由子が言った。


さっきまであたしたちと一緒にいたけれど、浅野先生の姿は見えなかった。


「警察に連絡してるんだよ」


孝利がそう言った。


警察……。


生徒が1人死んでいるのだから、警察に連絡を入れるのは当然のことだった。


「あたしたち、質問とかされるのかな……」


あたしはそう呟いた。


警察に質問されるのは別にいい。


けれど、化け物が殺しただなんて言って信じてもらえるとは思えなかった。


「もしかして、俺たちが疑われたりしないよな?」


俊和がそう言い、孝利を見る。


孝利は左右に首を振った。


「わからない……」


「でも、俺たちはなにもしてない!!」


「そんなの俺が一番よく知ってる」
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