殺戮合宿〜モンスター〜
浅野先生の言葉に祐里がうんうんと頷いている。


俊和目的と言いながらも、一応はちゃんと部活をする気でいるようだ。


「これから隣の部屋に移動して、先輩たちが作成した作品を見てもらう」


「この部屋じゃダメなんですか?」


そう言ったのは麻由子だった。


できればこの大画面テレビで見てみたい。


「このテレビを使うのは、プロの作品を見る時だけだ」


「なぁんだ。ケチだなぁ」


亮輔がふくれっ面をしてそう言った。


「いいから、隣の部屋に移動するぞ」


そう言われて、あたしたち6人は隣の試写会室と書かれた部屋に移動をした。


さきほどの休憩室に比べると半分くらいの広さで、椅子もテーブルもない和室だった。
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