もののけ会社と甘いキス。

「それって……まさか!?
封印を解いたのか……?」

「当然だ。俺の女になるためには、
封印は、邪魔だからな。
だからコイツは……もう俺のモノだ。
お前らに渡さない」

社長!?

彼は、私達との関係を暴露してしまった。

「冗談じゃない!!
響を返せ。お前なんかに響を渡さない」

キレた美音は、鋭い爪を向けた。

やめて……!!

すると社長と私の周りが光の円になり
身動きが取れなくなった。

な、何よ……これ!?

「くっ……これは、月ノ宮一族の!?」

社長も身動きが取れない様子だった。

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