好きなのに…
最高に幸せだよ!

その時、搭乗のアナウンスが流れた。

「もう、行かなきゃ。」

「ああ、」

そういって抱きしめている手を離す。

葵はすごく悲しそうで寂しそうで
見ているこっちが耐えられない。

「葵、私は必ず戻ってくる。」

私は葵を引き寄せて
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