ピーターパンに恋をして~親友の弟(大学生)と再開しまして~



「そんなこと……」

「いつもこんな事してんの?」

「してない!してない!こんな事はじめて!!」

「じゃぁ、選んだってこと?」


そう言ってダイが布団を剥ぎ取って、下から覗き込んでくる。



「選んだとかじゃなくて!」


目のやり場に困って、慌てて布団を頭から被って顔ごと全身を隠した。

昨日は暗くてよく分からなかったけど、しなやかなダイの身体に急に恥ずかしさが増大していく。



「3回もヤッといてそれはねぇだろ?」

「さ、3回?……2回目からは覚えてないし!」

「ひっでー。あんなにアンアン鳴いてたのに」


ダイがニヤリと口元を緩めて、布団へ潜り込んでくる。

そのまま私の身体を押し倒すから、密着する素肌が昨日の夜よりずっとリアルに感じて、頭がグワングワン回ってしまう。


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