愛してるから、私を忘れて。



「軽々しく死ねとか、言うなっ!!」


そう言って、私はその場を去った。


更衣室に行って、服を着替えた。


「びしょびしょにしやがって。」


今もまだ、少しキレている私は濡れている服を床に投げつけた。


「なんで・・・?」


どうして私がこんな目に合わないといけないの?


「こんな、こんな塊さえなかったら・・・っ!!」


そう叫びながら、私は泣き叫ぶ。


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