大好き、だからずっと一緒にいたい·····
『綾音ちゃん、君は気付いてないかも知れないけど…僕は、ずっと君を応援してた。出会った時、本当に一生懸命頑張ってる君がまぶしくて、僕はいつも元気をもらってたんだ』

佐竹さん…

本当に?

元気をもらってたのは、私なのに…

『綾音ちゃんを指名して、それから、君の才能がどんどん広がっていくのが分かって…その才能に魅力を感じていったんだ。でも、それは間違いだった』

『間違い…?』

『ああ。魅力を感じていたのは、君の才能だけじゃなくて…僕は、綾音ちゃん、君自身にも魅力を感じていたんだ』

聞き間違い?

『…すみません、私、よく理解出来なくて』

本心を言った。

『そうだね、もっとストレートに言うべきだね』

佐竹さんの深い呼吸が聞こえた…

『綾音ちゃん…僕は…君を愛してる。愛してるんだ』

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