2度目の忘れられない恋




ドンドンドンッ!!


「みっ君開けて!早く~」


「はいはい…」


30分ほど前に連絡をしたら、夜中にもかかわらず

「家行くから!絶対寝ないでよね!?」

ってメッセージが来た。


「…一応夜だから静かにしてよ」


「ごめんごめん、つい慌てちゃって…
それより!本当なの!?見つかったって!」


「あぁ、今警察病院にいるそうなんだ

今はまだ会えないみたいだけど…」


そう言うと、森ちゃんの顔が一気に笑顔になった


「本当に、よかった…みっ君良かったね!」

いきなり俺に向かって飛びついてきた


「ちょ、お前抱きつくなよ…」


「あ、ごめんついね!笑

そうだね~、みっ君に抱きついていいのはみおちゃんだけだもんね~!」



みおさんだけ、か…


「そうだよ。そのうちにそうなる予定だから」


「うわ、にやけ過ぎ気持ち悪っ…

でも、良かったわ!やっと元気になってくれて
みおちゃんに会えるようになったら私にもすぐ連絡してよ?」


「もちろん」




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