2度目の忘れられない恋




病院、嫌いだったけど

なぜか今は安心できる場所になった


久しぶりに見る窓の外の景色はいつもよりキラキラしている

雲が少しかかった青空


…そら、空さん……会いたいな。



ドンドンドンッ!!!


うわっ、なに誰!?
もの凄い勢いでドアを叩かれてる…


「…ど、どうぞ、?」
「みおちゃん!!!」


綺麗な声を張り上げているのは


「愛菜さん…!え、聖菜さん!?」


「…もう心配したじゃない、!!」

「本当、帰ってきてくれて良かった…」


起こしてあるベットにもたれ掛かってる私を両サイドから抱きしめられる


「あ、あのっ…ちょっと痛いです…
骨、折れてるので…」

肋骨に触れられるのは、結構いたいんだこれが。笑


「嘘…ごめん!

愛菜さん、みおさん骨折れてるの…?」


「うん、肋骨をね。他にもひびが入ってたりとか」


「…っ何なのよあの社長!?ぶっ殺してやるわ」


そう言った愛菜さんの目は本気でした。。




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