【完】さつきあめ〜2nd〜
翔は美月の後ろからちょこんと顔を出して
あ!という顔をして「おじちゃん!!!」と勢いよく走り出した。
翔をゆっくりと抱き上げる、優しい眼差し。 それはあの頃から、変わりない。
ねぇ、光はさ、わたしと出会った時もそういう笑顔を見せてくれていたよね。
小さな子供を見つめるような優しい笑顔。その笑顔が大好きだったんだ。
「翔~!!おじちゃんじゃないだろ?おにいちゃん!
元気にしてたか?!またおっきくなったんじゃねぇか?!」
「おじちゃん、見てひこおき!」
「お!かっこいいな!いいじゃん!」
「さくらから貰った!!」
「俺はおじちゃんで、さくらはさくらかよ…」
光は、翔を高く抱き上げて、そしてまた笑った。
「オーナーおつかれさまです!」
「おつかれ。
つか美月、俺をおじちゃんだなんて翔に変な事教えるな」
「あらら、ごめんなさい。
あたしの中で30歳過ぎてる人はおじさんだから…」
「お前はまだ23歳だからな……」
「だいじょーぶ!オーナー若作りだし!」
「それは全然嬉しくねぇや」
「あはは~!まだまだいけますってぇ!!
文月でもオーナーのファン多いんですから!
じゃあ、翔そろそろ行くよっ!」
あ!という顔をして「おじちゃん!!!」と勢いよく走り出した。
翔をゆっくりと抱き上げる、優しい眼差し。 それはあの頃から、変わりない。
ねぇ、光はさ、わたしと出会った時もそういう笑顔を見せてくれていたよね。
小さな子供を見つめるような優しい笑顔。その笑顔が大好きだったんだ。
「翔~!!おじちゃんじゃないだろ?おにいちゃん!
元気にしてたか?!またおっきくなったんじゃねぇか?!」
「おじちゃん、見てひこおき!」
「お!かっこいいな!いいじゃん!」
「さくらから貰った!!」
「俺はおじちゃんで、さくらはさくらかよ…」
光は、翔を高く抱き上げて、そしてまた笑った。
「オーナーおつかれさまです!」
「おつかれ。
つか美月、俺をおじちゃんだなんて翔に変な事教えるな」
「あらら、ごめんなさい。
あたしの中で30歳過ぎてる人はおじさんだから…」
「お前はまだ23歳だからな……」
「だいじょーぶ!オーナー若作りだし!」
「それは全然嬉しくねぇや」
「あはは~!まだまだいけますってぇ!!
文月でもオーナーのファン多いんですから!
じゃあ、翔そろそろ行くよっ!」