恋の宝石ずっと輝かせて2
「新田さん、もう遅いですし、車でお送りしましょうか」
花梨が申し出たが、仁は自転車があると断った。
瞳が三和土に降りてきて、靴を履いてついてきそうな気配だったので、見送りはここでいいと仁は言った。
「本当に色々とすみませんでした。却ってご迷惑かけたみたいで」
「いやいや、そんなことはないですよ。これからもちょくちょく遊びに来て下さい」
徳一郎が言うと祖父母が同じ気持ちだと頷いていた。
仁は深く頭を下げ、玄関から出て行く。
誰も追いかけてこないように、振り返って礼をしたその後、さっさと玄関のドアをスライドさせ閉めていた。
山神様のことを聞くどころか、醜態を見せて恥をかきにきただけだったと臍を噛む。
祠を横目に、ユキはちゃんと調べられただろうかとその場を去って門を潜った。
もう一度八十鳩家を振り返ると、ちょうと玄関の明かりが消えたとこだった。
ため息が自然に漏れ、そして気を取り直してユキを探す。
「ユキ、どこに居るんだ?」
辺りを見ても人の気配などなかった。
自転車を置いている場所に戻って、そこに自分のものしか置いてないことに仁は非常に驚いた。
「ユキ、先に帰ったのか? いや、そんなことはないだろう。まさか、何かあったのか?」
仁は心配になり、自転車を押しながら辺りを探し出した。
何度も「ユキ、ユキ」と名前を呼ぶ。
携帯を持ってないことを非常に悔やみ、途方もなく暗い田舎の夜道で立ち往生していた。
花梨が申し出たが、仁は自転車があると断った。
瞳が三和土に降りてきて、靴を履いてついてきそうな気配だったので、見送りはここでいいと仁は言った。
「本当に色々とすみませんでした。却ってご迷惑かけたみたいで」
「いやいや、そんなことはないですよ。これからもちょくちょく遊びに来て下さい」
徳一郎が言うと祖父母が同じ気持ちだと頷いていた。
仁は深く頭を下げ、玄関から出て行く。
誰も追いかけてこないように、振り返って礼をしたその後、さっさと玄関のドアをスライドさせ閉めていた。
山神様のことを聞くどころか、醜態を見せて恥をかきにきただけだったと臍を噛む。
祠を横目に、ユキはちゃんと調べられただろうかとその場を去って門を潜った。
もう一度八十鳩家を振り返ると、ちょうと玄関の明かりが消えたとこだった。
ため息が自然に漏れ、そして気を取り直してユキを探す。
「ユキ、どこに居るんだ?」
辺りを見ても人の気配などなかった。
自転車を置いている場所に戻って、そこに自分のものしか置いてないことに仁は非常に驚いた。
「ユキ、先に帰ったのか? いや、そんなことはないだろう。まさか、何かあったのか?」
仁は心配になり、自転車を押しながら辺りを探し出した。
何度も「ユキ、ユキ」と名前を呼ぶ。
携帯を持ってないことを非常に悔やみ、途方もなく暗い田舎の夜道で立ち往生していた。