恋の宝石ずっと輝かせて2
5
「ええ、大丈夫……」
ユキは力を込めてそう答えようとしたが、いい終わらないうちにすぐに違う言葉で吼えた。
「バカ野郎! 大丈夫なわけがないだろ」
ユキが引っ込んでしまうと同時に、トイラの意識が表に出て、がばっとソファーから身を起こした。
「あっ、もしかしてトイラ?」
「キイト、いい加減なことをユキにするんじゃない。今のユキは絶対に我を忘れて、ずっとこちら側に戻ってこれなくなるのが目に見えている」
「でも、ユキは大丈夫だって」
「ユキにとったらチャンスがあれば、命を賭けてもなんでもやろうとするに決まってるだろ。本人が大丈夫といっても信用できない」
ユキの姿でトイラは呆れてキイトを睨んでいた。
「トイラはユキを信じてないの?」
「今のユキでは信じられない。ユキは自分のことしか考えてないのがはっきりとわかる。だから頼むからこんなことしないでくれ。お願いだ」
さっきまではユキは意識を通い合わせることに同意してたが、いくらトイラの意思とはいえ、見かけがユキの姿で拒まれると、キイトはなんだか困惑してきた。
「あんた達、一つの体で二人いるとややこしすぎる」
「仕方がねぇだろ。そんじゃどうすればいいんだよ。俺の時はマスクでも被れって言うのかよ」
「ああ、そうしてくれると助かるね」
トイラとキイトはどうしてもぶつかりあってしまっていた。
「ええ、大丈夫……」
ユキは力を込めてそう答えようとしたが、いい終わらないうちにすぐに違う言葉で吼えた。
「バカ野郎! 大丈夫なわけがないだろ」
ユキが引っ込んでしまうと同時に、トイラの意識が表に出て、がばっとソファーから身を起こした。
「あっ、もしかしてトイラ?」
「キイト、いい加減なことをユキにするんじゃない。今のユキは絶対に我を忘れて、ずっとこちら側に戻ってこれなくなるのが目に見えている」
「でも、ユキは大丈夫だって」
「ユキにとったらチャンスがあれば、命を賭けてもなんでもやろうとするに決まってるだろ。本人が大丈夫といっても信用できない」
ユキの姿でトイラは呆れてキイトを睨んでいた。
「トイラはユキを信じてないの?」
「今のユキでは信じられない。ユキは自分のことしか考えてないのがはっきりとわかる。だから頼むからこんなことしないでくれ。お願いだ」
さっきまではユキは意識を通い合わせることに同意してたが、いくらトイラの意思とはいえ、見かけがユキの姿で拒まれると、キイトはなんだか困惑してきた。
「あんた達、一つの体で二人いるとややこしすぎる」
「仕方がねぇだろ。そんじゃどうすればいいんだよ。俺の時はマスクでも被れって言うのかよ」
「ああ、そうしてくれると助かるね」
トイラとキイトはどうしてもぶつかりあってしまっていた。