恋と眼鏡
「祐典さま?」
「眼鏡がないから、加代の顔がよく見えないんですよ」
割れた眼鏡は修理に出して、まだ戻ってきていない。
見えないと言われると仕方ないので顔を近付ける、と。
……ちゅっ、唇にふれた、なにか。
「加代はやっぱり可愛いですね」
火が出そうなほど熱くなった顔で黙ってしまった私に、祐典さまは目を細めてにっこりと笑った。
【終】
「眼鏡がないから、加代の顔がよく見えないんですよ」
割れた眼鏡は修理に出して、まだ戻ってきていない。
見えないと言われると仕方ないので顔を近付ける、と。
……ちゅっ、唇にふれた、なにか。
「加代はやっぱり可愛いですね」
火が出そうなほど熱くなった顔で黙ってしまった私に、祐典さまは目を細めてにっこりと笑った。
【終】


