俺の新妻~御曹司の煽られる独占欲~


「きっとコンシェルジュが勘違いしたんだな」

和樹さんが帰ったとたん私のベッドがなくなっていることを話すと、彼は涼しい顔でそう言った。

「勘違いですか?」

主寝室のクリーニングと布団の交換を頼んだはずなのに、勘違いで別室のベッドまで持っていくことなんてありえる?

とても納得できなくてしかめっつらをしていると、和樹さんはくすりと笑う。

「俺のことがそんなに信用できない?」
「そ、そういうわけではないですけど……」

今朝も、自分から和樹さんに近づいて寝ていたのに、勘違いして彼を責めてしまったことを思い出した。

それを言われると、これ以上追及できなくて頬をふくらませる。

「でも、ベッドがないと困ります!」
「そうだな。じゃあとりあえず俺と一緒に寝ればいい」
「一緒に!?」

おどろいて飛び上がると、和樹さんは不思議そうに首をかしげた。

「今日だって一緒に寝て、なんの問題もなかったじゃないか」
「そうですけど……っ!」

でも、でも……。



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