ワタシの秘密（黒王子VS地味子）

心寧side

「う、うーん、、、。」




話し声が聞こえて私は目が覚めた。




あれ、、、？ここ、、、。わたし、、、。




「「こ、心寧！？」」




なにも思い出せなくて思い出しているときに声が聞こえた。




？？？




頭が混乱しているといきなりでかい物体が二つ飛びついてきた。




「う、うわあ！！！！」




私はその物体たちと一緒にベットに倒れこんだ。




な、なに！？




頭の中でわいたその疑問も一瞬で取り消された。




だって頭上からよ～く聞き覚えのある声が聞こえてきたんだから。




「心寧！？起きたのか！？」




「りょ、涼！？」




「心寧、しんどいか！？大丈夫か！？」




「正！？」




ってく、苦しい、、、。




涼と正は私の顔を見るともう一回私を思いっきり抱きしめた。




そういや私、撮影中、倒れたんだった。




二人に抱きしめながら私は思い出した。




そ、それにしても苦しい！！！





男の人一人でも苦しいのに二人でおまけに強く抱きしめられているからしんどい。




「おい、涼、正、心寧から離れろ。」




そんな私に助け舟を出してくれたのは龍雅。




「龍雅、、、。」




龍雅は二人を私の上からどけて私を起き上がらせてくれた。