僕の「失恋ソング」
イジワル-B-


祥ちゃんからメールで呼びだされた

私はいつものようにわからない言葉があって私に説明求めてきたんだと思ってた

祥ちゃんは詞書いてて煮詰まるといつも私んとこ来ていた


今日もそうだと…


「僕、さくらのこと好きじゃなくなっちゃった」


その祥ちゃんの言葉の意味がわからなかった


「え、祥ちゃん…?」


「ごめん。さくら」


私は泣きそうだった
でも頑張って泣かないよう堪えた


「他の子が好きかもしれない」


その言葉にダムの決壊が崩れたように涙がでた

私は祥ちゃんの顔めがけて平手打ちをした


そして私は走って去った
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