歪みの国の王子様

結人はそれを無視して


『俺の、だよ?』

耳元でゆっくりと
りんに言い聞かせるかのように言った。



『わかったから……
もう離してください。
人来ちゃう…!』


りんが必死に言う。


結人は微笑むと
りんの頭を撫でた。


と同時に
保健室のドアが開いた。

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