「Last note」特性を持つ者へ〜5
「美作さんのお気持ちを聞けて嬉しいです。後もう一つ。夢に声の主は出てきましたか?」

「…光だった。」

光……?そういえば、運転手さんの"Last note"を見た時にも、光に包まれる感覚があった。
本当は、神聖な物なんだろうか?

「紫音も言っとったな。0であり、光。」

「…器を見つけたなら、時は近いな。
既に誰かに憑いて潜んでるのかもしれない。」

「後は時が来たら開花するだけって事か?
あー畜生!今のままやったらヤツの思惑通りやんけ!」

烏丸が足元の何かを蹴ったが、打ち所悪くて痛がってる。
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