ストロベリーシェイク
「だから、優真は私のお兄ちゃん。今日はお兄ちゃんの相談にのるためにでかけてたんだ。」
お兄ちゃん……。彼女じゃない……?優花と美咲はただの勘違いの発言だったってこと?

「嘘……じゃあ私……。」
「うん。失恋してないよ。私もストーキングのことは言わないし。苺恋の恋、応援してるから。」
安心で身体の力が一気に抜ける。
「よ、良かった……。」
「苺恋にチャンスはちゃんとあるよ!」
嬉しさに歌恋の胸に飛び込んだ。
「うわっ。もう、苺恋、喜びすぎだよぉ」
そう言いながらも歌恋は優しく背中を撫でてくれる。
歌恋の温もりに触れていると、さっきまで歌恋に感じていた怒りが申し訳なくなってくる。
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