アブナイ王子様たち
「そうだ、これだ!
それ、どこに落ちてたんだ?」
「ビーチベッドの近くです」
ビーチベッドが設置されている場所の近くの薄黄色のアスファルトを指さす。
「あー……あのときか」
あのとき?
いったい、いつのことだろう。
私にはさっぱりわからない。
「えっ、いつですか?」
「4日前、中学のときの友達数人とここで遊んでたんだ。
そのときに、ピアスがどっちも落ちたんだな」
4日前……。
たしかその日は、翔さんが『中学のときの友達に会う』って言ってたな。
まさか、その日にピアスをなくすなんて。
しかも、両方とも……。
「でも、見つかってよかったですね」
「あぁ。
毎日使うわけじゃないし、片方だけ見つかってもいいと思ってたけど、両方見つかってよかった」
それ、どこに落ちてたんだ?」
「ビーチベッドの近くです」
ビーチベッドが設置されている場所の近くの薄黄色のアスファルトを指さす。
「あー……あのときか」
あのとき?
いったい、いつのことだろう。
私にはさっぱりわからない。
「えっ、いつですか?」
「4日前、中学のときの友達数人とここで遊んでたんだ。
そのときに、ピアスがどっちも落ちたんだな」
4日前……。
たしかその日は、翔さんが『中学のときの友達に会う』って言ってたな。
まさか、その日にピアスをなくすなんて。
しかも、両方とも……。
「でも、見つかってよかったですね」
「あぁ。
毎日使うわけじゃないし、片方だけ見つかってもいいと思ってたけど、両方見つかってよかった」