いつでもきみのそばに
11月

舞の気持ち



遠足の日以来舞は牧瀬と三浦と行動するようになった。

嬉しい反面寂しい気持ちもあった。

なんだか子が育っていったような感覚だった。


「舞ってさ、本当に渡曾くんのことなんとも思ってないの?」


「うん、ただの幼馴染だよ」


昼休み。


俺も同じ教室内にいるのにきくかその質問。


そう思ったけれどそれよりも舞の言葉に傷ついた。


ふられたしわかってるはずなのに。



< 113 / 168 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop