男運のない女だと思っていたそれが··
「ただいま~」

「聖夜おかえり。今日もお疲れ様です!」

「ありがとう…。」

「愛莉。おいで」

「うん!」

「ギュー。愛莉充電中。」

「もー。聖夜のバカ。なんか恥ずいよ。」

「んー?照れてるの?顔見せてよ笑笑」

「やだよ。見せないし」

もー。また意地悪してるぅ。

いつも照れるとからかわれるんだから!

「なんで?可愛い顔見せてよ?」

「嫌です。ほら。ご飯にする?お風呂にする?」

「愛莉にするぅ」

「な、何を言ってるのよ。///」

「もう。先にお風呂入ってきて!」

「はーい。お風呂入ってきます〜(笑)」

全く聖夜は。何を言い出すかと思ったら…

恥ずい事ばかり言うんだから!

なんであんなに言えるのかな。愛莉だからよね。

まぁそれはそうだと思うけど…

さて、聖夜がお風呂上がるまで少しテレビ観ようかな。

「あ・い・り・」

「っわ。びっくりした。心臓に悪いわ」

「そんなにびっくりした?」

「うん。ちょっと考え事しててね。」

「何を考えてたんか?」

「あ、そんなに大した事ないよ。」

「愛莉。お前が大した事ないって言う時はなんかあるだろ?いつも抱え込むんだから。同棲してるんだし。俺に頼れよ。俺は愛莉に話して欲しいよ。」

「うん。聖夜は私としたいのかなってちょっと恥ずかしい事だけどちょっと気になって///」

「そんな事で悩んでたのか?」

「そんな事って大事な事よ?」

「わりぃわりぃ。可愛いなぁって思ってさ。」

「真剣に悩んでたのに…」

「それで悩んでくれたのが嬉しいよ」

「うん。」

「じゃあこの話はご飯のあとな」

「私お風呂入ってくるね」

「おう」
< 12 / 17 >

この作品をシェア

pagetop