学園の王子に気に入られたようですが、この関係って王子と侍女ですよね?-六花の恋ー【完】
「ご、ごめんなさいっ、遅くなりました!」
「なんで敬語なの。那也のこと待ってるのすきだから、気にしないで」
目が――――――! なんか心の瞳もつぶされた気がするよ!
……はあ、はあ、初っ端からこんなんで、私一日大丈夫だろうか……。
……と言うか私、いつの間に由羽くんにこんな反応するようになったんだ?
なんかもう、由羽くんがこの世に存在するだけでドキドキする……。
「那也、学いないよね?」
「うん? うん。何かヘンなこと言って見送られたけど」
「ヘンなこと?」