おっさん、ヒプノシスマイクにはまる
「ヒプノシスマイク」がいいぞ!ものすごくいいぞ!とりあえず早くYouTubeで検索して見てほしい。女子ならきっとはまるから!

いや、このサイトにいる何人かの作家さん方の中には、すでにハマっているひとがいっぱいいるとにらんでいる。わしはだいぶ出遅れている方だ。

「ヒプノシスマイク」とは、イケブクロ、ヨコハマ、シブヤ、シンジュク、それぞれの地区(作内ではディビジョンと呼ぶ)に住む男性チーム達が、ヒプノシスマイクという精神干渉能力を持ったマイクを使って、ラップバトルで戦うストーリー。
要は2次元イケメンによるフリースタイルダンジョンだ。
CDに収録されたラップの楽曲とボイスドラマで、その世界観を楽しめるようになっている。

まずヒップホップという結構ゴリゴリな野郎向けの文化に、乙女ゲーム要素を上手くからませたのが新しい!よくやれたな!ステキ!
何よりとにかく曲が格好いいのだ!最初はYouTubeでも公開されている「ディビジョンラップバトル」という曲のPVから見始めるのがオススメ!これ本当に声優さんがやってるの!ってびっくりするくらいラップが上手い!登場人物の自己紹介をかねた曲にもなっているので、世界観を理解するのには最適です。

腐女子的に見るなら、いわゆる「チーム男子」ものですね。「黒子のバスケ」「ハイキュー」「弱虫ペダル」といった、チームを組んだ個性的な男子たちのからみあい、対決の様子が、腐女子目線では、ぐっとくる、というものだそうです(深くは語らぬ)。このヒプノシスマイクにも、それぞれの地区のチームの男子同士のからみあいに、腐女子が好きなんだろうなあと思われる要素がたくさん見られます。

でも、おっさんである自分には、そのストーリーが、一周回って、熱い少年マンガとして面白いのです!各キャラクターたちの友情、それぞれの信念をかけた対決に、どこか少年時代にはまった名作不良マンガ「クローズ」と似た熱さを感じています。(そもそもヒップホップはもともと不良の文化だったからでしょうか?)


あまりに良いので、恥を忍んでアニメイトの乙女コーナーへ行き、顔を赤くし、肩をプルプル震わせながら、「妹に頼まれたのだ」 という表情を必死で作ってCDを購入しました。聴きました。やっぱ曲がいい。個人的には、夢野幻太郎というキャラクターの、朗読調リズムのラップが、聴いていて心地よくて好きです。なんてったって、サイプレス上野やUZIといった本格派なラッパーの方々が詞曲を提供しているのだそうです。ananで特集も組まれ、(ああ、買ったさ!姉に頼まれたという演技をして!)コミカライズも雑誌3誌で始まるなど、かなり盛り上がっています!


こんな乙女もおっさんも虜にする「ヒプノシスマイク」!YouTubeでチラッと見てみるだけでもいいので、ぜひ触れてみてください!
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