僕らは夜の月明かりに照らされて
プロローグ
神様が本当にいたのなら。



これ以上彼を悲しませないでください。
これ以上彼の涙を見たくない。



彼には私の分までめいいっぱい幸せになってもらいたい。

それが叶うのなら、私はなんだってする。

私の持ってる全てをあげてもいい。

だから、彼には幸せな未来をあげてください。




これが私の最後の願い────。
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