カップいっぱいの幸せ
「咲、今日からご飯を食べて家に送ったら
俺は出掛けないといけなくなった。」

3人で囲む夕飯の時

一人になることを伝えた。

みるみる落ち込む咲。

「圭兄ちゃんが居ないと、寝れないんだろう~」

ささのからかいに

「…………………大丈夫。」の一言だった。

首を傾げる俺とささだったが

セキュリティもしっかりしている俺のマンションだから安心していた。

セキュリティが必要だったのは………咲自身だったのに。
< 20 / 39 >

この作品をシェア

pagetop