亡いものねだり
慟哭
――きっと僕がこれからすることは、この世で一番愚かな行為。


こんなことで君への償いにはならない。先輩に復讐したいわけでもない。


ただ――出来れば、僕のことをずっと覚えていて欲しい。


君の記憶に残れるなら、僕はもう思い残すことなんてない。


もし約束してくれたら、どんなに嬉しいだろう。


今まで楽しい夢をありがとう。穂香。
海斗より
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