ストーカー
☆☆☆
今日は日菜と日菜のお兄さんに家まで送ってもらってしまった。
家が逆方向だからいいと断ったのだけれど、心配してくれたのだ。
自室に戻ってベッドに横になるとようやく安心できて深く息を吐きだした。
今日は璃桜もしっかりと練習ができただろうし、池上は犯人じゃないとわかった。
だから、それはそれで良かったのだ。
「あぁ……宿題はやらなきゃなぁ」
このまま眠ってしまいたいような脱力感があったが、プリントが出ていたことを思い出してしまった。
いっそ、明日誰かに写させてもらいたいとすら思う。
嫌々ベッドから上半身を起こしたとき、メッセージが届いた。
《西村:今なにしてる?》
また変なスタンプ付きだ。
今日は日菜と日菜のお兄さんに家まで送ってもらってしまった。
家が逆方向だからいいと断ったのだけれど、心配してくれたのだ。
自室に戻ってベッドに横になるとようやく安心できて深く息を吐きだした。
今日は璃桜もしっかりと練習ができただろうし、池上は犯人じゃないとわかった。
だから、それはそれで良かったのだ。
「あぁ……宿題はやらなきゃなぁ」
このまま眠ってしまいたいような脱力感があったが、プリントが出ていたことを思い出してしまった。
いっそ、明日誰かに写させてもらいたいとすら思う。
嫌々ベッドから上半身を起こしたとき、メッセージが届いた。
《西村:今なにしてる?》
また変なスタンプ付きだ。