運命ノ黒イ糸
☆☆☆

翌日から、あたしは大田君とメッセージのやりとりを始めた。


内容は他愛のない日常会話だったけれど、大田君の頭の良さを伺うことができた。


「朱里、最近大田君と仲いいね」


学校の昼休憩中、佐恵子がそう言って来た。


「うん。まぁ、悪くはないかな?」


校内で見かければお互いに声を掛け合うし、この前みたいに放課後に一緒にファミレスへ行くこともあった。


順調な関係だと思う。


「もう付き合ってるの?」


そう聞かれたのであたしは「まだだよ」と、返事をした。


しかし、その返事に佐恵子が目を輝かせる。


「まだってことは、いつかはって思ってる?」


そう聞かれると、返事が出来なかった。
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