キミに夢中な俺‼
「蒼介は間違いじゃないのか?」
咲姫を見つめて確認する。

咲姫は、ブンブンと首を振る。

「あ、あああ、
本当に、本当?」

     「ウンウン。」


  「パパかア~、おれがあ~♡♡
   オヤジになるの?」

暫し一人劇場に入り込み
アレコレ空想してるのか、
ニヤニヤ、ニヤニヤ気持ち悪い。

と思っていると!!

ガバッと飛び起きて、寝ろ寝ろ!!
早く早く
食べたいのない
ほしいものは無い?。

ウワア、ウワアた♡い♡へ~ん♡♩」

スキップしながら蒼介は財布握って
出て行きました。




     「は?!!」


以外な蒼介の態度に
今までの悩みは何だったっけ?
蒼介、具合が悪いんじゃなかっ
たっけ?

一人洗面所に残された咲姫はまた
悪阻に襲われていた。

だけどさっきまでの暗い気持ちは
どこえやら。
明るい悪阻生活を送れそうだ‥!!



ワイワイガヤガヤガヤガヤ
「ん?なに?いっぱいいる。」


「そーなの芙美さん来れないって!!。」
  [あらら、残念。」

「でも、なんで?」

 「お孫さんがお友達連れて
  泊まりにくるらしいの…。」

「へーそうなんだ‥!! 」


  「あ、朋は立派な腹してんな。」

「もうすぐ8ヶ月だよ。当たり前で
す。」

「これから咲姫共々よろしくな。」

 「勿論よ。ね!!微妙かもだけど。」
朋美は、ニッコリと蒼介を見て笑う。
「此方こそ。
 また仲良く付き合えるのは
 咲姫ちゃんの御陰です。」

   「遙、ピーマンキラーイ。」



なんか皆丸く収まったのかな。

また咲姫はグッスリ寝てしまった。
吐き気疲れとでもいうのかな?

あれ?暖かい手がふれる。
蒼介?

三田さんが紬と喜代乃の部屋を
用意してくれて、一晩お世話に
なった。


蒼介と咲姫は初めて家族を意識した。


そして一週間後、咲姫と蒼介は
婚姻届を出しました。

お互いの家族も大歓迎で式は
子供が生まれて落ち着いた頃
子連れウエディングだそうな…。


めでたし
めでたし。



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