優しい愛に包まれて~イケメンとの同居生活はドキドキの連続です~
私は…

旦那の辛辣な言葉に対して、何も言えなかった。

私、みんなの言葉に一喜一憂してる…

何も気持ちが定まってなくて。

旦那は、智華ちゃんとどうなっているのか。

ひなこちゃんの颯君への想い。

そして、私が颯君に告白されたこと…

祥太君の誘いや、文都君の優しさ…

すべてが私の中でぐちゃぐちゃになったまま、全く整理出来ずにいる。

私は、そこからしばらく動けずにいた。

『結姉、何か手伝おうか?』

颯君が、来てくれた。

旦那は言いたいことだけ言って、もう部屋に戻っていた。

『…あ、うん、ありがとう、洗い物がまだ途中だったから』

『了解!任せて、後はやっとくから。結姉少し休みなよ』

『…本当?ごめん、ちょっと疲れたみたいで…先に休ませてもらうね』

颯君、ありがとうね。

私は、颯君に甘えて、お風呂に入ってから、部屋で休んだ。

『年を重ねるって…悪いことなの?』

私は、ため息と共にベッドに入った。

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