これからもずっとこの初恋を



気にしない!




今はパーティーに集中しなきゃ。




「そ、そういえばお姉様。お母様たちはいつこちらにつくご予定でおられるのですか?」




お姉ちゃんはエレベーターの作動人に礼をしてくるりと振り返った。




「そうね…あと一時間ちょっとってところかしら」




「そう…。」




パパたちが来たらもっと気を引き締めないとだからそれまでに園を見つけておかないと。




「それじゃあね、めい。私は皆様に挨拶回りしてから知人のもとへ行かないといけないからまた後でね」




「はい、それでは」




よし、園を探さないと。




えっと…えーっと……。




いた!




って、えと…どうしよう。




誰かと一緒にいる…。




ドンッ…!!!




!?!?!?




えぇっ!?


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