【短】painful rain
「もう、一人で抱え込まないで下さいね?…一人で泣いても…悲しさは募るだけだから」

「ん…」

「それと……此処」

「…ん…?」

「此処は、絢子さんだけの場所だから……何時でも使って下さいね?」


そう微笑んで、祥太が指を指した場所は、自分の胸。
其処は、何よりも温かくて…心地のいい場所。
そして、ずっと探してた場所だった。


「ん。ありがと…祥太、大好き」

「オレもです…」

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